2023年3月18日土曜日

良かったな~卒業式

  初等学部の卒業式が無事に終了した。人数が少ない学校ならそれなりに工夫があって、マンモス小学校の卒業式と見劣りしない。なかなかのパフォーマンスであったと私は深く感じ入っている。何といってもここの子どもたちは純粋な子が多いから、学校の空気がきれいなんだ。なぜこんないい学校なのに児童が集まらないのだろうか不思議に思っている。皆東大に行ける近い学校を目指しているようだけど、人生で最後に勝つのは人の良さだから、ここの子は最後には勝つぞ!。

2023年3月15日水曜日

いよいよ卒業の日だ

  小学校が17日で幼稚園が18・19日で卒園式がある。もっと体が思うように動けば、小学校でもクラスの中に入っていって子供たちと楽しく雑談なり、目的を持った活動ができたのに残念でならない。しかし人間なんて他人に何かを教える時に、一体何を正確に教えることができるのだろうか。教育の凄さは物事を正確に教えることも必要に思うけれども、一番大切なことは何を感じさせることができるのかではないか。考えてみれば1億年も昔に生物が誕生し、多くの生物が進化を遂げ、いつだったかホモサピエンスが誕生しその少し前にはホモエレクトスが誕生し、考えることができて脳が活性化されて現代につながっている。しかし人間は宇宙に飛び出すことができ、地球の誕生を知ることになったが、何一つとして確定値を持って解決できているものはない。

 つい何年か前に外国の科学者が書いた「宇宙の誕生」という本を読んだことがあったが、すべては想像の域を出ていない。その想像力には敬意を表したいけれど、文章のところどころに「ではないか?」という「?」がついている本を長時間読むのには体力がいる。読者の想像力に任されても私にはそれに見合うだけのストックがない。

 可愛い子どもたちが私のもとを巣立っていく。何を伝えてやろうか考えていても、何もない。私は自分自身の人生を振り返ってみてもそれほど立派な人間でもないし、何かを残してあげようなんておこがましいことだ。としか思えない。申し訳ないけれど本当に何もないんだ。

2023年3月2日木曜日

年少

  年少って生まれてから3年目か4年目だ。言って聞かせてもわからないし、やって見せてもうまく伝わらない。何かを伝達するのに一苦労する。そんな子たちなのに自分たちの劇を保護者に見てもらうとなると一生懸命に動き回る。そんなところが可愛くて仕方がないと思えばその通りなのだが、本人たちは自分たちがやっていることについてよくわかっているのだろうか。とても説明ができるような動きではないと思うのだが。それでいて楽しくて仕方がないのだろう。家の人たちと目が合うとにこにこしていて、楽しさがはちきれんばかりになる。こうして人間は少しずつゆっくりと育っていくのだな。

2023年2月15日水曜日

発表会

  幼稚園の発表会は初等学部のエキサイティングフェスティバルのようなもの。小学校の魅力とまた違うものを感じる。幼稚園の発表会は終わるとなぜかホッとする。間違わないで最後までうまくいったというものではない。成長を親と共に共感できたという安堵感と安心感なのかうまく説明できないけれど、全身からほっとする緊張感がうまく抜けたという感じだ。

 子どもたちにはいつも言っていることなんだけれど、「失敗を恐れるな」小さい時に沢山失敗をする人は大人になって大きな失敗をしないで済むから今のうちに一杯失敗してきなさい。と言っている。そう言うと大きな声で声をそろえて「はい」と言う。合唱の時に首筋に頸動脈を浮かび上がらせて一生懸命歌っている子がいた。とても良い光景であった。「大きな声で元気良く」とは言ったけれど、丁寧に歌おうとは言わなかった。何といっても一生懸命さがいい。どんなことにも一生懸命で、手抜きをしない。真摯な前向きな姿勢に感動させられる。ありがたいことだ。また少し自分の心が洗われた気持ちだ。

2023年2月10日金曜日

発表会

 明日は第二の発表会。その次の日はあおば台で発表会があります。楽しんでご覧ください。子どもたちは何事にも一生懸命です。

2023年2月7日火曜日

プラネタリウム

  先日初等学部で、つくば市にあるプラネタリウムを出張して見せてくれるというところが初等学部の講堂で行うというので見に行った。行動の中にドームで天球を作って劇場で見るようなプラネタリウムで驚いた。私は若い頃に、天文学ではないけれど星の話を聴くのが好きで本もよく読んでいたので少なからず興味があったので出かけて行った。夏の星空や冬の星座などの話をしていただいたがあまりにも時間が短く、講師の方も物足りなかったのではないか。私は何を勘違いしたのか、地球と月の関係について詳しく講義をいただきたくメモを用意していったが、質問のできるような雰囲気でもなかったので質問はやめた。小学生にする話と言って侮るなかれと思っている。私は小学生でも興味のある話なら、大人顔負けの質問があるのではないかと常々思っているところだ。近い将来に月で生活をしてみるというプロジェクトが組まれているけれども、サスティナブルな酸素の供給はどのようにするのかとか、食料の確保はどうするとかいうことを聞きたかった。NASAとかJAXAではないから質問の場所が違うかもしれない。

 この次の外部講師は「いちご」だそうで、どのようなお話をしてくれるのか楽しみである。講師はイチゴ栽培を通してイチゴ探求をしているそうで、大きなイチゴを作っていると聞いたことがある。大きくても味を落とさないようなイチゴ。当日即売もするらしく行ってみようと思っている。


2023年2月6日月曜日

劇遊びを見せてもらった

 両園ともに年長と年中さんの発表会での劇遊びを見せてもらった。年長というのは劇に限らず行事については意識がとても高く、何をやるにしても非常に能動的で、細かいところまでに気が向いている。もう少しで小学生になるという気持ちの表れなのだろうか。そんなことは誰も口にしていないのに全く動きが違う。自然体で付き合っていても時期が来ると必ずその発達は保障されるものだと考えるのは尚早である。これまでに培ってきたものがあるから現在があるわけで、何もしなくてはこうはならない。人は間違いなく人的環境や自然環境に左右されながら育っていくものだ。
 年中の劇。集団というよりも一つの塊が動いているという感じだ。起承転結が見えない。私たちに見えなくても子どもたちにははっきりとしているようだ。私たちも幼いころはこうだったのだろう。順を追って話の成り行きを聞いてみると、なるほどと思えるところが何か所かある。起承転結の間ふたつが抜けている。それでも得意がって話してくれるから楽しい。「楽しかった?」と聞くと、声をそろえて大きな声で「たのしかった!」と答えてくれる。年中の劇に限らず幼稚園での劇は「楽しかった」と答えられるような劇が一番良い。ちょっと違った雰囲気のある舞台に上がるというだけで、心臓はドキドキだろうに、よくやると言えばよくやると思う。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...