2018年6月1日金曜日

物理学者の言ったこと

物理学者とはホーキング博士のことだ。先日ホーキング博士は地球の寿命はあと100年と言ったということを書いたが、それは物理学的にそうなるのか、それとも恐ろしい病気が地球を襲うのか定かではないけれど、意外と内部の体制の在り方によって地球の人間社会が瓦解してしまうのではないか。残るのは全くの未開地に住む人間ではないか。彼らには欲はなく、他人を落し込むような悪さもしない。自然は生活の知恵として崇め怖れを持っている。そこには環境保全なんて言う言葉もない。自然と人間が一体化している。文明は多分必要最小限のものだろう。

ホーキング博士は、欲望の渦巻く地球が自然発火して自らが内部崩壊してついには互いが殺しあって結局滅びていくのではないか。そんなことを示唆していたのかもしれない。私は世界を恫喝して自分の思うように動かそうとしているトランプがどうしても好きになれない。それに尾っぽを振っている日本の態度にも少なからず嫌気がさしている。私は好きなことをさせて戴いて生きてきたし、若くはないからどうなってもかまわないが、私のところにいる若い教師はどうなるのか。そして子どもたちの将来は?そう考えると心配事は海の真砂のごとしだ。

財務省の国民を欺く不祥事といい、日大の大人たちの言い草といい、末期的症状ではないか。多少の救いは加害者となった日大の学生の態度である。正義を伝えるのに怖れない態度は見上げたものである。日本ではまだアベノミクスがどうだのと、経済効果に拠り所を求める政策やら言動が幅を利かせているが、本当のところそんなちっぽけな話どころではないだろう。永久に日本国民が生き延びるにはどうしたらよいだろうかの議論が必要だ。現在の幼児教育の対処療法や、高等学校無償化の問題、消費税の問題、これらはすぐに行き詰る問題だ。いつまでたっても国民は幸せになれない。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...