2023年11月10日金曜日

戦争

 21年の2月24日にロシアがウクライナの首都キーウに侵攻したことが始まりで、当初は誰もが「事件」ぐらいのこととしてみていたけれど、ゼレンスキーの巧みな外交努力によって欧米を味方につけ、象と蟻の喧嘩ぐらいにしか思ってもみなかったけれど、今では対等ではないか。あの小さな農業国が、ロシアと対等以上に闘っているなんて誰が想像できたろうか。「我々は勝てる!」とウクライナの国民に自信を持たせたのは一体何であろうか。低迷している日本の経済も「大丈夫だ!明かりはすぐそこにある」と日本国民に思わせるような政策を政府自民党がしっかりしてくれないと、と思うけれどふにゃふにゃで期待が持てない。

 イスラエルとハマスの戦闘はどうなっているのだ。もともとはレバノンがアラブの国としてあったところではなかったか。第二次世界大戦が終わった後に英国にいたロスチャイルドと言う大金持ちが、レバノンの地にユダヤ人を入植させるといったことが始まりで、その後ユダヤ人はイスラエル国家を樹立して領地を拡張している。現在もそうだ。国際法に従わないのはイスラエルなのにハマスはテロ行為だと言い、日本もそれに従っている。おかしな国際法があったものだ。ロスチャイルドと言えば日露戦争の時に日本にお金を貸してくれた人だ。国際法に正義はないし国連にもG7にも正義はない。しかし青少年は正義を指標としそこへ向かった道徳や倫理なるものを学んでいくのに、これで大人たちはよいのか。

 生きる指標があって「生きる力」を蓄えた教育をしていこうというのが日本の教育の在り方なのに、学校教育や家庭での保護者の方々も捉えどころがない現実の様相を、どのように受け止めて子どもとの会話を進めていけばよいのか。そろそろ米国べったりでは、他の国から笑われてしまうのではないか。主体を持たなければならない。

2023年11月8日水曜日

久し振り

 長い間ブログから離れていた。一つには集中力がなくなったことが大きな理由に挙げられる。病気のせいで飛行機に乗れなくなってしまった。旅行に行きたいけれど、電車や船で行くならよいと医者に言われたけれど、それでは国内に限られてしまう。イタリヤやフランスまでは行けなくともせめてハワイぐらいのところに行きたい。ハワイのどこがいいのと聞かれても、これと言って特定のところはないけれど、ワイキキの海岸通りのところで椅子に座って行きかう人々を見ているだけでいい。

 限られた命なのに自分の思うように生きたいものだ。医者は病気を治そうと懸命な努力をしているようだが、それほど時間的余裕があるわけではないし、病気よりも希望のない不自由な自分に精神的に参ってしまうのではないか。病気を治そうとしなくても、私と言う人間を治してほしいものだ。

 幼稚園では運動会が終了した。いつもなら私が挨拶をしたり子どもたちへのお話をするのが決まっていたけれど、酸素をとって話をすると息が途切れてうまく話せないような気がする。子どもたちに申し訳ないけれど、これからはみんなと一緒に何かをするということが少なくなっていくと思う。年長の最後の私との話し合い「立派な年長」は部屋の中だからぜひともやりたい。

 11月3日の初等学部の「青葉祭り」は楽しかった。子どもたち一人ひとりを肯定的に見ていけばみんな素晴らしい子たちではないか。低学年のマジックショーなどなんだかよくわからなかったけれど、子どもたちはそんなことお構いなしで堂々としていたではないか。そんな態度こそ素晴らしいというのだ。大人になったらそうはできない。だから今を精いっぱい生きているのだ。一緒にいられるという時間は殆どないけれど、子どもたちはよく育っている。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...