21年の2月24日にロシアがウクライナの首都キーウに侵攻したことが始まりで、当初は誰もが「事件」ぐらいのこととしてみていたけれど、ゼレンスキーの巧みな外交努力によって欧米を味方につけ、象と蟻の喧嘩ぐらいにしか思ってもみなかったけれど、今では対等ではないか。あの小さな農業国が、ロシアと対等以上に闘っているなんて誰が想像できたろうか。「我々は勝てる!」とウクライナの国民に自信を持たせたのは一体何であろうか。低迷している日本の経済も「大丈夫だ!明かりはすぐそこにある」と日本国民に思わせるような政策を政府自民党がしっかりしてくれないと、と思うけれどふにゃふにゃで期待が持てない。
イスラエルとハマスの戦闘はどうなっているのだ。もともとはレバノンがアラブの国としてあったところではなかったか。第二次世界大戦が終わった後に英国にいたロスチャイルドと言う大金持ちが、レバノンの地にユダヤ人を入植させるといったことが始まりで、その後ユダヤ人はイスラエル国家を樹立して領地を拡張している。現在もそうだ。国際法に従わないのはイスラエルなのにハマスはテロ行為だと言い、日本もそれに従っている。おかしな国際法があったものだ。ロスチャイルドと言えば日露戦争の時に日本にお金を貸してくれた人だ。国際法に正義はないし国連にもG7にも正義はない。しかし青少年は正義を指標としそこへ向かった道徳や倫理なるものを学んでいくのに、これで大人たちはよいのか。
生きる指標があって「生きる力」を蓄えた教育をしていこうというのが日本の教育の在り方なのに、学校教育や家庭での保護者の方々も捉えどころがない現実の様相を、どのように受け止めて子どもとの会話を進めていけばよいのか。そろそろ米国べったりでは、他の国から笑われてしまうのではないか。主体を持たなければならない。