長い間ブログから離れていた。一つには集中力がなくなったことが大きな理由に挙げられる。病気のせいで飛行機に乗れなくなってしまった。旅行に行きたいけれど、電車や船で行くならよいと医者に言われたけれど、それでは国内に限られてしまう。イタリヤやフランスまでは行けなくともせめてハワイぐらいのところに行きたい。ハワイのどこがいいのと聞かれても、これと言って特定のところはないけれど、ワイキキの海岸通りのところで椅子に座って行きかう人々を見ているだけでいい。
限られた命なのに自分の思うように生きたいものだ。医者は病気を治そうと懸命な努力をしているようだが、それほど時間的余裕があるわけではないし、病気よりも希望のない不自由な自分に精神的に参ってしまうのではないか。病気を治そうとしなくても、私と言う人間を治してほしいものだ。
幼稚園では運動会が終了した。いつもなら私が挨拶をしたり子どもたちへのお話をするのが決まっていたけれど、酸素をとって話をすると息が途切れてうまく話せないような気がする。子どもたちに申し訳ないけれど、これからはみんなと一緒に何かをするということが少なくなっていくと思う。年長の最後の私との話し合い「立派な年長」は部屋の中だからぜひともやりたい。
11月3日の初等学部の「青葉祭り」は楽しかった。子どもたち一人ひとりを肯定的に見ていけばみんな素晴らしい子たちではないか。低学年のマジックショーなどなんだかよくわからなかったけれど、子どもたちはそんなことお構いなしで堂々としていたではないか。そんな態度こそ素晴らしいというのだ。大人になったらそうはできない。だから今を精いっぱい生きているのだ。一緒にいられるという時間は殆どないけれど、子どもたちはよく育っている。