2022年6月26日日曜日

学校説明会

  学校説明会が25日土曜日にあった。第1回目に次ぐ盛況ぶりであった。全員が初等学部に入学してくれるとは限らないけれど、ここに小学校があるということが知れ渡ったというだけでもうれしいことではないか。一生懸命に募集に関してやって下さる保護者の熱意のたまものである。とにかく感謝したい。新しく理事に加わった一ノ瀬さんもできる限りの力量を発揮してくださって、かつて東大教授であった力をいかんなく発揮してくれている。東大教授という知名度はともあれ、哲学の教授だからいろいろな分野についての知識が豊富で話していても面白い。相手が東大教授だったというだけで後ずさりしてしまう気がするけれども、そんなことは全くない。その人が子どもたちの前で教鞭をとるなんて全く面白いではないか。

 幼稚園ではどちらの園でもお泊り会の導入をした。いろいろなことを話した後に、お泊り会でお母さんやお父さんと離れるのが嫌だからお泊り会は嫌だと思っている人、と言ったら両園で同じように3分の1ぐらいの子が手を挙げた。みんな年長さんだ。それだけ親元が恋しいのだろうな。何もコメントはないが、本当は全員が親元を離れたくないのだ。けれども手を挙げなかった3分の2は我慢して手を上げないでいる。そのくせ度胸試しなどには興味があって強がり男児が結構いる。本当にできるのかな?

2022年6月20日月曜日

日本に興味があるのか

  「令和」は万葉集からとった紀元であると言われているけれども、万葉集のどんなところから取り出したのか、いまいちどころか皆目見当がつかなかった。万葉集の研究家は沢山いると思うけれど、ただの国語の先生では探し出すことは難しいだろう。そこで万葉集からだと言っている先生の本を買ってみることにした。「万葉集」の世界へようこそ。眠れないほど面白い万葉集。とご丁寧に副題までついている。副題がついているから読みやすいとか本当に面白いんだろうなと思っていたら、人によって全然違うからあまり当てにはならない。私はかつて小学生のハイレベルの算数が解けなくて、恥ずかしながら本屋に駆け込んでこの副題のついた「眠れなくなるほど面白い物理」という本を買ってみた。なるほど眠れなくなるほど難しくて不眠になった経験がある。さて令和の出典が万葉集であるのは知られているけれど、初春の令月にして、気淑く風和らぐ(しょしゅんのれいげつにして、かぜやわらぐ)「令和」とは「麗しき平和を持つ日本「」という意味らしい。山上憶良か旅人の作と言われている。この時代には天平文化などと言われることもあるけれども、私はこの時期に平民も高い識字力があったとはにわかに信じがたい。だから百人一首の方が貴族の遊びだし信ぴょう性があると思っている。

2022年6月17日金曜日

日本の国は悪くなった?

  円安は通貨のトリックではなくて、実際に日本の国が弱くなった証である。かつて世界の火薬庫と言われていたベイルートや中近東ではなく、彼らは石油の持つ絶大な力を確認したようで、あの周辺国は殆ど豊かになっている。ただテロリストが巣を作っている場所はいつになっても貧しい暮らしをしている。日本は中国やロシア、北朝鮮と核を持っている独裁国家に囲まれているのにそれに関する備えが全くない。今や地球の火薬庫は日本周辺ということになった。だからこんな危ういところに投資するような人はまずいないだろう。そうなるとこの円安はそう簡単に終わらない。日銀が米国や英国に倣って、銀行金利を上げるように誘導しないと円安は止まらない。しかし日本にそれだけの体力があるかどうかが問題だ。

 何もやらない何のビジョンも持たない総理として定評があるけれど、ただの役職にとどまっているでは困る。私は今菊池寛の「明治の大衆」というGHQに焚書にされた本を読んでいる。明治初期の政治家たちの苦悩がありありと描かれている。彼らはいつでも自分の命のやり取りをしてもよいというような切羽詰まった覚悟をもって生きている。だから常に庶民との心の在り方を見ている。庶民に迎合とか忖度とかいうのではない。いつどこで自分が狙われているかという覚悟を持っている。今の政治家にそれがあるかと言えばほとんどがNOだろう。菊池寛のこの本を読んでほしい。焚書だからなかなか見つからないだろうけれど。

 伊藤博文などが明治憲法を作ったときの苦労など、どれくらいの法学者がかかわったのかと思っていたらたった5人ぐらいでやり終えた。大隈重信などもここに召集されたが「伊藤に任せた」と言って最初の集まりに顔を出したぐらいであとは全く出てこなかった。もっともこんな大事な問題でも、多くの人がいてはまとまるものもまとまらないということを見抜いていたのかもしれない。明治22年2月11日日本国憲法が発布された。

 日本は戦争に負けてGHQに日本国憲法を作られてしまったが、今でも外務省はそれを認めていない。国民のための公務員が全く国民に背を向けて米国を見ている。骨の髄まで根性が腐っているのではないか。憲法改正も必要だがもっと重大なことは完全に米国から独立することだろう。沖縄の軍事協定を正常に戻し不平等を無くすことだ。私はGHQに焚書にされた素晴らしい日本の模様を探っている。現実の日本はひどい国になってしまったことを気付かないまま日本の国は滅んでしまう。

2022年6月14日火曜日

日本が国連の非常任理事国になった

  私は外交官ではないからこの絡繰(カラクリ)りについてはよくわからない。常任理事国というのは拒否権を持っている国のことだろう。その国が国連の約束事を守らないで勝手なことばかりしているのに、国連も何もあったものではない。ちなみに国連への拠出金というのを調べてみた。永久常任理事国の中国1.50%・ロシア1.20%・英国5.53%・フランス6.46%・米国22.00%(2003年度調べ)。常任理事国でもこのような有様だから他の非常任理事国たかが知れている。日本はどのくらい収めているかというと、なんと20.00%である。この金額は米国を除いた常任理事国の合計額14.69%よりはるかに多い。この20%というのは1000億円である。そのほかに国連難民高等弁務官事務所への献金、国連開発計画への献金、世界保健機関への献金と底なしである。日本は1000億円の上にさらに1400億円を出している。

 これほど国連に貢いでいる日本が国連憲章文(第53条と107条)の中で日本はかつての「敵国」と明記されている。いわゆる敵国条項である。日本やドイツがいまだに国連の敵であるみなされているのである。日本はこの差別的条項を削除してほしいと頼んでいるが無視されている。これは安保理の審議なしに中国やロシアが日本に対して軍事的制裁を行ってよいということである。この時代にそんなこともあるまいと思うけれども、ロシアがウクライナに戦争を仕掛け、中国が台湾を無理矢理併合するような事態が現実味を帯びてきたので、日本に戦争を仕掛ける場合に、この条項が彼らの言い訳になるかもしれない。

 なぜ日本は国連への拠出金がこんなにも多いのか、NHKのニュースでも解説を聞いたことがない。国民の税金が日本のために何にもならない国連貴族と言われている国連職員のために拠出するなら、国民にしっかりと説明しなければならないだろう。国連での地位の確保より国連改革が最も優先されるべきであろう。外務省は国民のために働き、海外に見栄を張る必要はない。いま日本は円安が進んでいるけれども、円安ドル高は1年と持たないだろう。官房長官は「憂慮している」というだけでその実効ある対策は言わない。自信のない日本の政治家の手本みたいなものだ。国民は生活の中で「憂慮している」ことが沢山ある。言い放しではいられない現実は進んでいってしまうから。

2022年6月9日木曜日

梅雨空

  曇天がつずき雨が降り出すと庭に咲いた紫陽花の花がよく似合う。あちこちに束になって咲いているつつじも「忘れないで」と言っているように自己主張している。私は剪定された背丈の低い小木のつつじより、大胆に手足を伸ばしている山つつじの方が好きだ。しかし家の庭の花を眺めていると、いかにも自由に育った雑草の群れが嫌でも目に付く。これ何とかならないか。近いうちに何とかしてもらおう。そう思ってあちこちに電話をかけまくったが、今が過度期で多くの業者が手いっぱいだという。いましばらく我慢してもらおう。

   これからコロナが終わって海外へ出向く人も多くなると思うけれども、こんなに円安が進むと海外へ出るのもブレーキがかかると思う。円安は150円まで行くだろうというのが大方の見方であるけれど、給料は上がらないし円安が進むのでは益々懐具合がさみしくなるではないか。黒田総裁は物価高は国民が認めて甘受しているなんて馬鹿なことを言っているけれど、岸田総理は令和の所得倍増なんて景気のいいことをぶち上げたけれど、ふたを開けてみたら資産の倍増だなんて、資産のない人はどうなるのか。これでは貧富の差がますますひどくなるのではないか。資産を持たなければだめだではもう私にはその世界にはいないから関係ないよ。

  日本の経済の舵取りは財務大臣と財務省だけれども、日本人のための政治をやっていると自負しているのかよくわからない。日本の経済は米国に牛耳られていて、米国の都合よく回っているのではないかと疑わざるを得ない。安保協定がそうであり、日本の経済改革は国民のためになっていないではないか。米国の都合よくできている。情けないのは日本の官僚と政治家だ。日本国民のために命を懸けてやっているのか、そうではないだろう。己の名声と財をため込むためではないか。これでは国民は泣く。

2022年6月6日月曜日

初等学部の運動会

 これを称して「オリンピック」という。オリンピックというほどの大袈裟なものではないけれど、いつの頃だったか運動会をこのようにいうようになった。名称はともかくもこの日はとても清々しい天候に恵まれて暑くも寒くもない過ごしやすい日だった。競技は児童数が少ないので競技者の出番が多くてあっという間に種目が終わってしまうということもあるけれど、どの子も生き生きとしていて参観者を喜ばせてくれる。誰かが言っていた。「子どもの数が百人もいるようだ」と、私もそのくらいの熱気は感じられた。保護者の出番も多くて大変だったろうけれど、我が子の出番が多いということには誰も不満はあるまいと思う。

 かつて満州へ進駐した日本の陸軍「関東軍」の行為を描いた「レイプオブ上海」とか「百人切り」などまるで事実のように書いた中国系の女性ジャーナリストは、誰のインタビューにも応じつに謎の自殺を遂げてしまって真実は闇のままであるが、これを操った人物がいる。しかしねつ造されたものと分かっているものに白羽の矢を当てても何も解決にはならないというのが日本政府の見解なのだろうが、韓国や中国のプロパガンダの行動はすさまじくないものをあると言い張っても何ら恥じることはない。だから韓国の少女像などもあちこちの国にばらまいている。大体日本の外交は甘い。そのようなことが国民の不利益になるということを理解していない。大東亜戦争戦時中に日本の悪口を世界に広めるように依頼したのは蒋介石軍で、情報の発信者は中国人ではなく海外に拠点を置くオーストラリア人ジャーナリスト、ティンパーリーという人であった。蒋介石軍の情報操作も見事である。

 大東亜戦争当時中国には毛沢東の共産党軍と蒋介石の中華民国軍が存在していて、毛沢東は蒋介石を拉致して「共に手を取り日本と戦おう」と国共合作を蒋介石にのませた。そして共産党は日本と全く戦わずして共産党の拡大を狙っていてその通りになった。そして蒋介石は毛沢東共産党に追われて台湾に逃げた1949年の頃だ。その頃の流れを汲んでいるのが現在の中国だ。だから日本は中国と戦争はしていない。また日本が韓国を併合した当時の韓国は、国としての体をなさずに中国やロシアからの人々が駐留していた。当然その中に日本も入るが、韓国は世界の中の最貧国であった。米国はフィリピンでスペインと戦争していて中国まで手が回らなかったという。

 日米の軍事協定は平等ではない。いまだ米国は日本を占領しているという意識が強いのではないか。沖縄が怒るのもよくわかる。米軍の犯罪をひた隠しにしていたという日本政府に責任はあるが、ここまでへりくだっているのかと思うと情けなくなる。なぜ日本では自前の戦闘機が作れないのか。何故米軍駐留基地の上を日本の飛行機が飛べないのか。何故原子力の商船の試験航海が途中で頓挫してしまったのか。日本でもミサイルは作れるが何故作らせてもらえないのか。何をするのでも米国の承認がいるのか。戦闘機は米国のものを買えと言いながら大切な心臓部と言えるものは小出しに値を釣り上げてくる。こんな国を友好国と言えるか。日本の骨のある政治家の出現を切に望みたい。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...