午後から園長会があって、子どもたちのお泊り会の準備だとかご飯の支度には参加できなかったのが残念。来年からはお泊り会を一週間遅らせてやることにする。もともとは夏休み前に行って、お泊り会が終わるとそのまま夏休みに入るといったやり方であったけれども、子どもたちのお泊り会後の姿を見たいということで夏休み前にやることになった。お泊り会後の子どもの姿として研修会で発表したりした。それ以前とその後の子どもたちの発達について、あおば台が得意になって発表した時をよく覚えている。子どもの発達の探究者になって研修会で良く発表していた時の話だ。
お泊り会の導入の時は私が子どもたちに話をしたのだが、その時には「お泊り会はちょっと嫌だな」と思っている数はあおば台で5人ぐらいで第二では15人ぐらいいた。なぜ嫌なのかを聞いてみるとお母さんと離れるのが嫌だというのが圧倒的に多く、逆にお母さんが可哀そうだというのもいた。本当は自分が可哀そうなのだろうけれど。第二では、あまりの多さにやるかやらないかは後から決めることにして、みんながやりたいという気持ちまで待とうということにした。それから二日後には「みんながやりたいというので来てください」という呼び出しがあった。今日の朝の子どもたちの清々しい顔を見てみたら、顔に自信が溢れていて力強く感じた。自分たちで係を決め、ご飯を炊く係から翌朝の朝食までをどのように決めるかを話し合う。小さい心の中で精いっぱい考えて発表していたのだろうけれど、それぞれに自信をつけた時間となったであろう。
何よりもみんなで計画したキャンプファイヤーや花火なども、あの悪天候の中で全部できたということが素晴らしい。その進行係になっていた保育者の判断に敬意を表したい。全部できたということは、それだけ子どもたちに豊かな時間を提供できたということだ。ありがたいことだ。保育者はほとんど眠れなかっただろうから、車の運転に気を付けてお帰り頂いてゆっくり寝てほしい。