総選挙が終わった。自民党は安定多数を維持できたが、悪党も安定多数確保しているようだ。なぜさんざん悪評をばらまいていた二階がまた立候補して早々と当選できたのか。選挙区の良民の意識を疑う。地元に金を落としてくれるからなのか、それ以上に自分の懐を肥やしているのは確かなようだが、目先の金貨に弱いのか。日本の政治というのはこんなものだと割り切ってしまえばそれで余計な心配はなくなるけれど、こんな腐った政治の中にいる青少年たちが可哀そうではないか。彼らもまた年齢を重ねていくと、今のような日本を作っていくのだろうか。ちょっと考えなおして、日本の偉人伝などを読んできれいな世の中を作っていってほしいものだ。「しかし世の中というものはきれいだなんてことはない。世界史を見たって、日本史を読んでも悪人のバーゲンみたいなものではないか」などと声が聞こえてくる。幻想を振りまいて民衆を惑わせるのは、またこれも悪ではないかとか。
幼稚園の子どもたちの目を見ていると、濁っている世の中が嘘のように感じる。澄んだきれいな目をしている。幼稚園で子供たちに会えるということに感謝だ。こんな素晴らしい世界の中にいられるなんて、思いもよらなかった。素晴らしい子どもたちよ、そのままじっとしていてほしいと願っている。私たち大人は子どもたちの成長を願うけど、このまま時間が止まってくれたら、そのままのきれいな瞳を失わなくて済むものを。