2021年11月8日月曜日

おかしなニュース

   今各政党ともに国民への給付をどのようにしたらよいかを考えていてなかなか答えが見つからないでいる。自民党は18歳以下に10万円を給付すると言っているが、これは公明党が考えたことで自民党が考えたことではない。不思議なことに選挙中であったこともあり各政党がこぞって給付をすると言っている。これは厳密にいって選挙違反だと思う。選挙が終わったら皆さんに10万円づつあげるからと言って選挙をするなんて、買収と同じではないか。しかも良い政策に乏しいものだから、すぐに金をまくなんて国民を愚弄している。だから国民も問題を金で解決するようになる。困った政治家が横行している。無能力の上恥知らずである。こんな時代になってしまったことを、西郷隆盛はどのように感じているだろうか。

 金をまいても70%以上が消費しない貯蔵資金であるから、政府の好きなGDPにはさほど影響しない。ならば消費税を減額し、消費を喚起させることと、大企業の安全資金と言われるものを取り崩して社員に配ることをすれば、その関連会社もそれに従うだろう。国民も将来に不安がなく生活ができるならば貯蔵資金を取り崩していくだろう。とにかく消費を喚起させることだ。安倍元総理の3本の矢はどうなったのか。その評価をしっかりしないものだから、いつになっても政府の金の使い方に失敗が続く。

 SDGsというのはCO2削減標語なのか。持続可能な開発というのは具体的に何を示しているのかわからない。COP26でもか国の首脳がCO2削減を言っている。日本でも2050年までにカーボンニュートラルということを発表した。私もそうだが言っている本人はその頃にはもうろくしているから、その頃には責任を問われる心配はないだろう。

 世界中に温暖化現象をばらまいている者がいる。まるでこれは温暖化ウイルスだ。二酸化炭素が地球上からなくなるはずがない。地球が誕生した45億年前は酸素は殆どなく二酸化炭素に包まれていたのではないか。二酸化炭素が増えたことで地球温暖化ということを発表した日本人がノーベル賞をもらったけれど、声高に叫んでいる者の言にはにわかに信用できない。氷が解けて白熊が減っているというテレビを見たけれど、実際には増えているではないか。台風が増えたというけれど統計を見てほしい。北極の氷が解けたら海抜58メートル高くなるなんて、計算上はできるけれど、地球に地軸があって北極南極があるうちはそんな心配はない。地球上の歴史の中で、地球冷却もあったし、温暖化もあった。

 もう一つ言おう。化石燃料はいらないと言い、原子力の電気もいらないという。風力や太陽光発電で、それこそ持続可能な電力量になるのだろうか。現在の電源は原子力と、化石燃料で90%を維持している。冬の寒さに耐え、夏の暑さに耐えることができるというならそれもいいだろうが、何よりも働く場所が止まってしまったら、未来が無くなるだろうが。CO2の問題をCOP26で始めたら、環境問題を研究していた学者が大威張りで予算を獲得に動く。環境問題プロジェクトにも大きな予算がつけられる。この問題は米国も批准はしていない。もっと精査する必要があるのではないか。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...