2022年3月18日金曜日

卒業式のシーズン

 初等中等学部の卒業式は終わった。青葉台は人数が少ない。けれども卒業式はとても良かった。教師たちの子どもへの思い入れが溢れているような心に響く卒業式であった。古くからいる一人の女性教師が言っていた。中学生でもこんなに素直な子供らしい子どもは青葉台だけではないか――と。私もそう思う。卒業時に私にまでコメントをくれる中学生なんかいない。私は理事長としか初等中等学部にはいかないから、それほど子どもたちとのかかわりはない。にもかかわらず相手にしてくれたのにはうれしかった。幼稚園から中学校卒業まで何と12年間私と一緒にいるなんて、ありがたくて涙が出てくる。幼稚園の3歳児からいる子だから、まだ頭が重くて駆け足なんか斜めに走っているときだ。ご両親が良く私を見捨てずにそばにいてくれたことに心から感謝したい。いろんなことがあったから喜びもひとしおである。

 幼稚園では明日が第二でその次があおば台の卒園式である。幼稚園にはしょっちゅう行っていたから子どもたちの顔も名前も一致する。特に卒園間近な年長さんたちとは立派な年長の賞状のやり取りなどしていたから、付き合いも深い。外で年長の遊びをじっと目で追いながら時間を過ごしていると、卒園する女の子から色紙の裏に書いた手紙をもらった。「えんちょうせんせいだいすき いちねんせいになってもわすれないよ」とかいうのを2通ももらった。今年もコロナ禍で思うような保育ができなくて、子どもたちには大変申し訳なく思っているけれど、あっという間に卒園だ。悔しくても時は無常に流れて行ってしまう。寂しいのと悔しいのとこもごもだ。元気で楽しい人生を送ってほしい。 

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...