2022年3月10日木曜日

もうそろそろ卒園式

  幼稚園が終わって帰りのバスが出た頃に4人の年長の女の子が園長室に遊びに来た。何をするのが目的でという事もなく、ただ部屋に遊びに来て、あるものを物色していて、あれやこれやと問いただす。まったく仕事ができない。それで何も聞かないで煩くしないという約束をしたけれども、すぐにそんなことはお構いなしだ。テーブルの上にあった小学校の教科書を見つけて「これは何?」と聞き、次にまた「これは何?」聞いてくる。6年生の算数の教科書だから、しかも比例のところで四則計算ができないと理解することはできないのに、何度も聞いてくるので「明日小学校から1年生の本を借りてくるから、明日また来てください」と言って分かってもらった。でも明日はこないだろう。可愛い顔してしつこいのだから。そうはいっても離れたくないな。

 ウクライナのことをしばらくフォーカスしているけれど、ロシアと中国は今は蜜月状態だから、この様子を見て中国が台湾に入るというのも考えられる。平和な日本だからそんなことはあるまいと思っていると、尖閣や沖縄に手を伸ばしてくるのが必然で、それが大国の横暴なのだ。中国は現にフィリピンのすぐ隣に埋め立てをして軍事基地を造成してしまったではないか。しかも国際法違反だと無力な国が騒いでいるけれども、当の中国は馬耳東風で一向に気にしていない。それがまかり通っているではないか。今ロシアを止められるのはNATOか米国なのに、ロシアに核を使うと言って恫喝させられて、手も足も出せなければ、核を持っている国が戦おうとしなければ収まらない。この騒ぎが収まった後はどうなるのだ。ウクライナはロシアのいけにえになるだけか。国際法なんて当てにならないし、覚書や同盟なんて言うのも当てにならない。ロシアは平和な国だったウクライナを踏みにじっている。台湾に中国が入ったら米国はどうするのか、日本はどうするのか。よく考えておかなければならないことだろう。

 私は父親がこっそり持ち帰ってきた日本刀を持っていたので、見たり触ったりしたことはあるが、振り回したりしたことはない。もっとも小さいころだから重くて持てなかった。ライフルもピストルも触ったことがない。だからトリガーを引くなんてことなどできない。自衛隊の経験者にしか中国が入ってきたら立ち向かえないのではないか。これは考え過ぎではない。子どもの前に出て手を広げて中国の兵隊を止めることができるのか。私は戦えない。だから政治が意気地ないと困るのだ。しっかりとした準備が必要なのに、日本の経済人は中国へ出て行って、仮想敵国の懐を温めているではないか。何ということだ!。今回の岸田政権の姿勢では、イラクがクエートに入っていった時の湾岸戦争の時ような無様な日本の姿になる。

 私が一人吠え続けたってなにも変わりはしないだろうけれども、この惨劇を黙ってみていられないのだ。愚痴に近いけれども私は吠え続ける。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...