2022年8月5日金曜日

中国が攻めてきた

  そんなバカなと思う人もいるだろうけれど、台湾を封鎖してそれと同じことをしているけれど、日本政府は「強く抗議した」と言っている。台湾に近い日本の経済水域で実弾訓練をしていてミサイルも9発飛んできたという。日本の領海とか領土とかいうのではないから静観していてもよいと思うけれど、中国がそのまま台湾に攻め込んだら日本は一体どうするつもりだ。防衛大臣を筆頭に現在の状況や最悪の状況の時の話し合いをしているのだろうな。憲法でとか法律がどうだとか言っている暇はない。その間に沖縄に入り込んだらどうする。沖縄では中国シンパというのがいて沖縄に中国人街を作るというのが沖縄のプロジェクトとしてあるから心配だ。沖縄の左翼は現知事を含めて中国の今回の演習を「一歩間違えれば大変なことになる」と政府に向けて苦言を呈しているような感がある。けれどもそうではないだろう。中国に「危ないからやめろ!」というのが筋だ。もっと面白くないのが広島の平和公園にある「二度と過ちは起こしません」というくだり。あの平和公園ができてから、広島市民はずっと手を合わせてそれを読んでいる。一般市民を犠牲にしてはならないというのが軍人の掟であるのにもかかわらず米国は日本人せん滅を計った。米国人による又は日本人左翼による責任の転嫁である。米国向けに「もうこんなことをしてはいけないよ」と書くべきだろう。

 ウクライナ戦争で著名な日本人いわく。「どうせ勝てっこないのだから白旗を上げてロシアに許してもらった方が良い」。「何の罪もないウクライナ人が殺されてしまうのは忍びないではないか」と言っている。この人は人間にとってもっと大切なものを喪失している。テレビで見た限りの話だが、家も家族も失ってしまったが私はここに残る。と言っていたおばあちゃんがここは私の祖国だからと唇をかみしめていた。

 私の父親はラバウルで終戦を迎えた。私は子ども心に「父ちゃんは人を殺したことがある?」と聞いてみた。父親はありったけの声で「馬鹿者!」と叫んでいた。とっさに大変なことを聞いてしまったと思い、それがトラウマになって二度と戦争の話を自分から聞き出すことができなかった。終戦間近に父親が駐屯していたところへ敵機が飛んできて爆弾を落としていった。その前に厚さ2mもある防空壕を作ってあったので、部下をその中に入れて自分も最後だかどうだかわからないけれど、その防空壕に退避した。そこへ敵の爆弾が直撃したらしく、厚さ2mもある防空壕が貫通してしまったというのを聞いたことがある。父親はそれをづっと抱えながら私が20の時に死んでいった。

 父親は言っていた。米国人は神とともにいるから死を恐れないという。日本人は神がどうのという軍人は誰一人いない。天皇陛下のためにというのもあれは嘘だ。ただ愛する祖国のためにとか、愛する者のために自分が犠牲になることはいとはないと感じていた。そんなことを言っていた。米軍は中国の演習のすぐそばまで行っているだろうが、日本の偵察軍はどうしているのだろうか。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...