2022年8月9日火曜日

危機

  「今そこにある危機」という映画を観たことがある。これは映画であるから娯楽向きに創られていることは言うまでもない。しかし現実にあるのではないかと身震いしたことがある。我々の知らないところで、彼らは秘密裏に事を進めていく。彼らとは政府関係者とか、武器商人とか多国籍企業とかで、私たちが普段から付き合いのない得体のしれない大企業のことだ。密に戦争を企んでいる企業もある。戦争当事者には正義や道徳などというものはない。だからそんなものを盾に説教しても全くの無駄である。

 ウクライナに侵攻したプーチンを見てみるがいい。彼は鉄仮面の様でどんな感情も受け入れないという無慈悲の様そうである。あの人に道徳はない。平気で人を殺せるのだ。中国は台湾に攻め込まないだろうという希望的観測でもいいけれど、準備は必要だろう。相手はミサイルを撃ち込んでくる。発射したところを的確につかんで応戦できる体制を作らなければならない。憲法が許していないなどと言っていたのでは小田原評定のようになってしまって、気が付いたら周りは焼け野原なんてことになってしまう。

 専制政治というのは国民のために政治を行わない。自分の周りのためにだけ機能するようにしているだけだ。日本は民主政治だから彼らのような国にはならないのが全く持って救いである。しかし自民党が傲り高い政治を行うとすぐさま専制政治になってしまうからよく国民の目で監視をしなければならない。今回の閣僚人事にしても一応は総理一任となっているけれど、留任になった党役員などを見てみると、総理が決めたのではなく麻生さんが決めたのもある。総理は決められない弱い政治家だから、よくよく注意してみていかなければならない。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...