年中と年長だけの発表会だけど、永遠の可能性を思わせるような躍動に溢れる発表会だった。何もこれは私のよく目ではない。あのような舞台を観るときには何処に視点を置いて観ればよいのかでも評価が変わる。当然幼稚園の劇遊びだから、演劇力などの採点はない。大きな採点と言えば『どんな気持ちで』というところに重点を置く。
そう思うと年中も年長も思い切り自分が感じたようにふるまっていたように思う。子どもたちの気概というか、わだかまりのない柔らかい、しかも力のある心情を思いきり舞台の上で発揮できたのではないかと思っている。あれだけ自分を出し切ることができた子どもたちに大きな拍手を送る。そうは簡単にできることではない。
発表会終了後に保育者全員で反省会を行うが、終了後にすぐに行うことが伝統になっているようだ。時間の設定や幕間の間の取り方など細かいところまで話し合う。矢張りやらなければならないのだろうな。
私の総合的な評価として、劇遊びだから振り付けやらセリフなど微に入り細に入り保育者の助言などが子どもの動きの中にちりばめられていることは言うまでもないことだが、それが見えなかった。これは素晴らしいと思う。子ども一人ひとりが主役であったということだ。皆さんお疲れ様でした。またありがとうございました。