2019年10月2日水曜日

幼児教育無償化が始まった

10月1日から無償化が始まった。認定こども園などはすでに各市町村の管轄になっているようなので、学校事務としてどこをどのように変えていけばよいのかなど、大きく変化するようなことはない。が、各市町村の事務量は膨大なものになることだろうと推察できる。
何のために無償化をするのかというと、社会保障の基盤をゆるぎないものにするということと、今まで年寄りに手厚くしてきたものを人口減の歯止めにしたいという思惑があるのだろう幼児教育に目が向いてきた。だがこれはうまくいくのだろうか。
幼稚園連合会なども、御用学者などを含めて無償化に賞賛を送っているが、幼児教育の内容については滅茶苦茶だ。文科省でまとめた幼稚園教育要領などは、あってないようなもので、有名無実化している。なぜならば幼稚園教育が保育所化に移行しているからだ。

政治家や学者は幼児教育の大切さを口にはするが、その重要性については理解していない。海外の書物を読み持論として多くの講演会などで発表などをする学者についてもうわっぺらなものが多い。自分で実験をしないからだ。政治家の言う幼児教育論などは論外で、ちょっとでもその論にフェイントをかけると脆くも崩れてしまう。そのような人たちが幼児教育の無償化を叫んでいたのだ。現実に無償化になったのだからそれはそれで喜ぶべきだろうが、その一方で大変なほころびもある。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...