台風19号は東日本とその以北に大変大きな被害を及ぼした。大雨の影響で川が氾濫し、橋が流され道路が分断され、道路が陥没したりがけ崩れがあったりとありとあらゆる被害を増大させた。死者も70名をはるかに越した。
先週の土日に予定していた幼稚園の運動会は今週の土日に延期をしたが、明日の天気もどうなることだか分からない。一応今日の夜半まで雨が降って、明日の朝型までには雨が上がり2時間遅れで運動会を開催するということにした。そのお暮らした時間で園庭の整備をし、子どもたちがにこにこと園庭で花開けばよいと勝手に思っている。どうかそうなってほしい。
初等中等学部の中等学部を休校にすることとした。初等学部だけでも汲々としていたのに、中等学部を運営するなんてとても考えられないと学校のバランスシートを知る人たちは言うだろう。どのように解釈されようが、私一人が誰にも相談せずに始まったことで学園理事会や評議委員会の皆様には何らの落ち度はない。学校を作るということは、幼稚園と違って規模も大きいし、かなりの資金が必要になるということは百も承知の上で始まったことだが、甘く見ていた。借金なしでできるほどの資産はないし、このまま進んでいくとすれば、他の私を支えてくれた多くの人たちを裏切ってしまうことになる。ここは恥を忍んで元に戻した方がよいとの決断だ。
初等学部の先生たちはよくやっているよということをよく耳にするけれど、現象的にそう見えても、結果的に支持を得られないということであれば根幹的なところを新鮮にしなければならないのではないか。一生懸命にやるというのは社会人であればだれでもどこの職場でもそのように生きていく。日雇いの職人さんなどは死に物狂いで仕事に従事しているだろう。でも一生懸命に生きていると必ず花開く時があるものだ。
明日はあおば台の運動会だ。雨が降っているけれど明日の朝は晴れているように願いたい。幼稚園の先生たちは空を見てじっとしている。