2020年4月20日月曜日

この先どうなるのか

コロナが収まりそうにない。全国に緊急事態宣言が出る前に都知事による緊急事態を示唆した国民に注意を喚起する発言があったが、これが一向に守られていないという結果が出ている。やはり人間には正常性バリアが働いて「自分は大丈夫だ」という他人ごとにさせてしまう傾向がある。これは個々の感情を安定させるための予防的警戒心でもあるから正常性バリアが悪いというわけでもない。これが無くなったら1週間と生きてはいけないだろう。しかし何事にも現状を理解して正しく判断しなければならないということがついて回る。何をどう感じてどのように行動するかは個人の裁量に任されているという、素晴らしい事由の国であるけれども、必ず責任を伴うということが著しく欠けているのではないか。このような状況の時には何をやっても勝手だというわけにはいかない。

パンデミックだから地球上にこのウイルスが蔓延していると解釈しているけれども、世界中の指導者の中でも女性のリーダーシップが目を見張るものがある。隣の台湾もドイツでも情報を的確につかみ、的確な行動を起こしていて収束に向かっている。
日本の総理は108兆円の対策費を計上したというがどこにどれだけのお金が回っているのか知っている国民はいるのだろうか。ドイツに住んでいる日本人がテレビに出て行っていたけれども、決定されてから48時間で手元に現金がきたと言っている。日本はモーションばかりでなかなかボールを投げてくれない。
日本に住む外国人はどうなってしまうのだろうか。東日本大震災の時に全国民から復興税を徴収したけれども、それは良しとしてもどのように使われているのかの決算報告がない。特別税を徴収したのだからそれもどのように使われているのかを国民に知らせるべきだと思う。

強制的に休みをとらせられ、子どもたちが家の中で過ごせるのは11日が限度であるという活字を読んだことがある。学者の言うことだから統計的に判断してそのような数字を出したのだろうが、アメリカには時間を無視して成人男性(大学生)がどのくらい閉じ込められた部屋にいられるかという実験結果がある。食事だけは時間を決めて出されるけれど何もすることがないという設定だからかなりの根性がいると思う。
11日が限度だというのはそれ以上になると精神的に変調をきたすということで、精神衛生的によくないということだ。命が大切だからということが大前提になっているけれども、仕方がないと思っている保護者はどれだけいるのだろうか。そのうち保護者も子供たちも参ってしまうのではないか。その時にどうするのかをよく考えなければならないだろう。ユダヤ人がナチスから逃れるために、率先して身を隠しているのとはわけが違う。自由の国の子どもたちだから欲求不満が過度に噴出して、コロナ暴発とともに子供たちの運動暴発にも注意しなければならないことになるだろう。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...