2020年5月7日木曜日

出口が見えない

出口が見えないと多くの人たちが言っている。私は入り口はどんなだったのかも薄ら覚えではっきりとしない。大阪府の吉村知事が政府のやり方に不満をもって、さっさと大阪モデルを作ってこの難局に対処しようとしている。なんだかんだ言っても統治者たる人間は即決即断を求められるから、吉村知事はその判断がどうであれ責任を取るということをしっかりと表明したのだから立派である。政府はこれで慌てるだろう。

ところで瞬間9月入学などの話が出たけれども、これはいったいどこへ飛んで行ってしまったのだろうか。マスコミに取り上げられて、ほんの少しの間話題になって、政府もこのことについて真剣に考えるというようなことを言っていた。しかしコロナの対処の仕方に狂いが出てきたのか、そっちの方に気を取られて9月年度切り替えに手が回らなくなってしまった。こんなことは何年も前に計画を立てないとできるものではないと思うが、戦後間もないどさくさに紛れて制度を変えるとかしないとできなかった話だ。このようなパラダイムシフトといえるような変換は簡単にできるものではないと思う。国そのものを揺り動かすような出来事なのに、今年の9月から始めるなんてことは多分できないだろう。

幼稚園は、週に1回ずつクラスごとにきて大いに遊んでもらうことにした。密集を避けてや密接を避けるなどは到底できる話ではないが、なるべくそのように沿ったことで行いたいと思う。人の育ちはオンラインではできないから、保護者にも十分理解をしていただいて参加してほしい。保護者が参加するのではなく子どもたちを参加させてほしい。詳細は幼稚園から連絡がいくのでよろしくご協力ください。
初等中等学部は来週から時短をして、登校日を設け授業を始めるようだ。空から放射能が降り注いだり、爆弾が落ちてくるというのなら決して外には出さないけれど、このままでは子供たちの心がしなびてしまう。子どもたちは大人の言うがままだから、だれかが決断をして呼び寄せてやらないと可哀そうだ。少しずつでも出口をつくってやりたい。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...