2020年7月2日木曜日

これから先のこと

 現実を踏まえ、将来はどうなるのだろうかということをだれもが真剣に考えていなければならないことだろう。自分でもよく考えてみると将来の予測を真剣に考えたことってあるのだろうかと思い返すと定かではない。案外こんなことを考えたり思い起こすこと自体が老人症なのかもしれない。
 昨日鼻水が止まらないので耳鼻科へ行ってきた。朝だけなのだけれども、まるで滝のように流れる時もある。これは大変なことだと急いで耳鼻科へ急行したわけだけれども、先生いわく「加齢によるものだと思うよ。僕もよくある」。という診断であった。どうもいまいち納得がいかないので「先生。その加齢によるという言い方はやめていただいてほかにありますか?」と伺ったところ「年取ると誰にでも出てくる兆候だよ」と言う。どこか変わったところが感じられないまま耳鼻科を後にした。

 あおば台幼稚園では人工の滝があって毎日水を流している。今日みたいに暑い日は水の落ちるところに寝そべってしばらくじっとしている子がいる。気持ちがいいだろうなと見ていると、今度は落ちた水の流れ行くところをおしゃべりをしながら歩いていく。楽しい幼児期の遊びだ。コロナでみんな委縮しているので、幼稚園も神経ピリピリしている。大人がもう少しおおらかにならないと、子どもはおおらかになれないし集中力も散漫になってしまう。
 公立のある学校で距離を取りながらフェイスシールドをしながら授業をしたり食事をしたりしているのをテレビで放映していた。その様子を子どもたちにインタビューしていて、子どもたちは一様に「安全でいい」とか食事の時も楽しいと答えていた。こんなことが楽しいはずがない。いい子ぶる子供は魅力がない。安全の根拠があやふやだ。日本の国のジャーナリストもいやらしい。

 北朝鮮に拉致されたまま帰ってこない「めぐみさんの父親」の滋さんが亡くなられた。日本国民としてこれほど無力さを感じたことはないだろう。みんな拉致問題に関して北朝鮮を許せないとか、親の心情を考えると何ともやるせないなどと、同情的だし何とかしたい思いが伝わってくる。北朝鮮を軍艦で囲んで交渉しなければ打開しないことは言うまでもない。昔の日本だったらやるだろうし、その前に強い国だったからこのような問題は起こらなかった。国連に頼っても何ららちが明かないどころか、国連が交渉したことなど聞いたこともない。
 ノルウエイの国民も拉致されたが早速北朝鮮に返還を求め、それができなかったら軍艦を回すということを言ったらすぐに解決できたそうだ。きれいごとでは問題の解決にはならない。そんなことは百も承知だが、政府は努力すると言って何の手も打てないでいる。これが国民を守る国家か。


能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...