幼稚園も初等学部も通常通り行っているから、まったく問題はないけれど、幼稚園では年長さんの「お泊り会」を準備している。何をやっても賛否両論があるのだろうけれど、特に今回はコロナで政府によって2カ月も登校禁止になった。幼稚園は休園にはしなかったし初等学部もICTによる遠隔学習を行った。そんな余韻が脳裏をかすめていくのか「お泊り会」には何人かが否定的である。それは仕方がないと私は思っている。それは個人の見解だから私がコメントをすべきではないし、その人の一番良い方法で決断されたら良いと思っている。幼稚園は子どもたちの成長を促す拠り所として存在しているのだから、子ども側に立って行事は進めていく。幼稚園は何もしなくても何ともないが、何のために幼稚園があるのかと自問自答していると何ともやるせない。
何よりも「命が大事だ」というような当たり前の殺し文句は聞き飽きた。家庭でもコロナを殺人鬼のように大げさに表現していると、それが子どもに感情移入という形で子供は警戒心が強くなるだろう。その反面何でもかんでも神経質になって冒険ができなくなる。なんでも程よくお願いしたいものだ。
テレビで小学校の子どもや幼稚園の子どもがマスクをして、フェイスシ-ルドを付けたりしているのを見たことがあるけれど、そんな窮屈なことをして子どもたちは楽しいはずもない。おもちゃとして与えるならそれもよいだろうがすぐ飽きる。子どもたちが自由にのびのびとして普段のとおりに生活ができるように、創造的に考え教員は裏方に徹するべきであろう。
東京の感染者がひどすぎる。毎日記録を更新しているのになんともしようがないのはどういうわけか。万策尽きたような政治家の物言いである。GOTO政策というのを知っていますか。国内旅行に関してクーポンをあげようというもの。それで消費の喚起を狙っているのだろうけれど、東京から出ていく者がコロナをまき散らしたらどうするのか。どこかの店でクラスターが発生したらどうするのか。政府のもいいに信頼性が持てない。これからは自分の頭で考えて結果については誰のせいにしてはならない。そのように生きていかなくてはならない。