2021年1月5日火曜日

明けましておめでとうございます

  コロナ一色だった20年が明けて本当におめでたいという年にしたいものだ。ワクチンは早ければ2月中には国民の手に届くというようなことを総理が話していたけれども、確定ではないから何とも言いようがない。一日も早くワクチンを打ってコロナ前の生活に戻りたいものだ。考えてみれば一昨年の12月には国際線の飛行機は自粛されていて、思うような観光地へは行けなかった。だからその時にはすでにコロナに対する注意が出ていたのだが、なんと長い間我々は自粛を強いられてきたものだ。と言ってはいけないのだろう。自分たちのことだからだれの責任でもない。コロナを出した国の無責任さに腹が立つ。

 変異種のコロナが猛威を振るっていて、英国では8日から英国全土で非常事態宣言が出される。イタリアやフランスなども遅かれ早かれそのようになるのだろう。どちらの国もこれといった産業もなくかつてのレガシーで国が成り立っているから大変な状況だろう。日本の国も都心部の一都三県に非常事態宣言が出されそうな雰囲気になってきた。野党などは遅きに失すると言っているが、ではどうすればよかったのか。ずっと非常事態宣言を継続して中小企業や零細企業、もっと言えば飲食業や旅館組合などの倒産を速めた方が良いのか。ギリギリのところで経済を回していかなければならない難しい舵取りである。このような状況をチャンスにして頑張っていこうなどのスローガンは聞き飽きたろうし、言われなくても経営者はとっくに分かっていることだ。傷口に塩を塗るようなことはやめて、このような国難に遭遇したら今こそ素晴らしい提案をしたらいかがかと思う。

 日本の国にはいろいろな分野で何とか諮問会議というのがあって、政治家ではなくその諮問会議のメンバーが国政を動かしている。だから日本の政治家は軽い。日本の経済を動かす財政諮問会議のメンバーには東大教授とか名の知れた経済学者が名を連ねている。彼らが言うには日本の財政はGDPの140%を超える債務は危機的な状況であると。専門的なそのエビデンスはよくわからないけれど、20年以上も言い続けているようだ。政府は何とか債務を減らすために緊縮財政をとってきた。しかし今はどうだろう。事実上の破綻としていた140%を超え240%である。いい放しの諮問会議に反論もなくまた言った人たちは反省もなく今の政府がある。こんなもので日本はうまくいくのか不思議だ。高橋是清のような人は出てこないだろうな。

 幼稚園は7日から始まる。小学校は8日からだ。みんな元気に出て来いよ。大人たちはコロナで疲れてしまっているけれど、みんなは未来に向かって力強く大地を踏み出そう!。幼稚園や学校の子どもたちは心配はいらないけれど、心配なのは大人たちだ。油断大敵でよろしくお願いしますよ。今年は素晴らしい年にみんなで力を合わせましょう!。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...