2021年1月25日月曜日

正しい日本の歴史

                                            私たちは大東亜戦争後に生まれてきて、あの戦争はどのようにして起きたのかも知らないし、戦後の日本の処理の仕方もわかっていない。歴史だから何年に何があったなどの事柄がわかっていれば、それだけで歴史を学んだことにはならないだろう。事柄の背景やエピソードなどがふんだんに知らしめることで、造詣が深くなる。そのような歴史の学びをしたいものだ。しかも薄っぺらなうわべだけのものではない、深層に眠っている真実を教えていただきたいものだ。戦後GHQに占領された日本は、日本国民の性格までもゆがめられて宣伝されてしまっているような気がしてならない。私は欧米人や、東南アジアの人々が日本国民を侮辱するような言葉を何度となく聞いたことがあるけれど納得がいかない。いつの間にか愛国心という言葉が死語になってしまった。日本人を大好きだとか、日本は素晴らしい国だなどというと「あなたは右翼か」と言われる。普通に「あなたがあなたの祖国を愛しているように、私は私の祖国を愛している」ということが自然にできない。

 これは戦後教育の刷り込みによって国を愛せない国民を作ってしまったのだ。GHQは日本を恐れ、二度と日本が自分たちに歯向かわせないように、日本人の魂を抜き取るにはどうしたらよいかということを占領政策の第一に挙げている。その結果が憲法制定である。GHQが主体になって憲法草案を作ったにもかかわらず、ときの日本政府要人を招いて「これはあなたたちの意思でできた憲法だ」ということを納得させてしまう。これは戦勝国のルール違反である。日本人は負けたのだから往生際の悪いふるまいはしないという暗黙の了解があって、GHQの言いなりになってしまった。日本人の美徳でもあるけれど、そのような日本人の精神を理解できるようなGHQではなかった。

 色々な書物を読んでかなり後から知ったことだけれども、大東亜戦争もGHQによって第二次世界大戦という名称に変えられてしまった。アジアの国々はタイ国と日本を除いては殆どの国が米国や欧州の植民地か属国となっていたのを、横暴な大国に向かってアジアを解放しようと叫んだのが「大東亜」戦争となったのだ。日本はポツダム宣言を受け入れて終戦を迎えたけれども、日本国民が負けたのではなく日本軍が負けたのだ。どこの戦争でも非戦闘員の国民を犠牲にすることはないのに、連合軍は非戦闘員を二発の原子爆弾で30万人も瞬時に殺戮した。フィリピン戦線での日本軍の悪行をこれでもかというほどに吹聴して、いかにも悪魔のような日本軍であるがごとくを宣伝したけれど、武士道の精神の日本人がそんなはずはあるまいと思っていたら、そのような宣伝はすべて米国の軍事費から出ていた。東南アジアの島へ行っても国へ行っても「日本の軍人さんにお世話になった」という話をよく聞く。同じように負けたドイツやイタリアは、日本のように国民の精神までも奪われてはいない。なぜなのか原爆を試しに落としてみたのも日本だが、彼ら白人の国家は「優性人種である白人がイエロウモンキーに負けるはずがない」。彼らの人種差別は根が深いのだ。宇宙人にでも痛めつけられないと目が覚めない。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...