入園式はまだやってないけれど、今日が始業日で卒園した年長さんを除いて全員が登園してきた。始業式を終了した後しばらくの間園庭を覗いていたり、砂場での子どもたちの会話を聞いていた。子どもたちの会話は明瞭には聞こえなかったけれども、言葉に力があるし雰囲気に熱を感じる。子どもの世界というか相対する会話に勢いがあって、たじろいだり否定的なものを感じることはない。いつでも前を向いていて強引なまでも積極的である。何といっても整然とはしていないがざわついているような中にあっても、永遠のエネルギーを感じることができることが素晴らしいではないか。
ついこの前まで年中さんだった子たちが、しっかりと年長になるという意識をもってホールに並んで座っている様子を見ただけで彼らの思いが強く伝わってきた。この子たちのそういった意識がこの幼稚園を作ってきたのだということを強く感じる。また明日から幼稚園の生活が始まる。いろんなことを経験し、子どもたちの心に刻んで大人になるための糧にしてほしいものだ。