2021年4月23日金曜日

賑やかになった幼稚園

  年少さんも加わりとても賑やかになった幼稚園。コロナのことなど何かを感じて過ごしている子どもはいない。なるべくなら家庭にあってもコロナのことで子供を恐怖に陥れない方がよい。今子どもの脳の中に刷り込まれたものは、やがて大きくなって些細なことでも怯えるようになってしまう。慎重になるのは決して悪いことではないけれど、度を過ぎると臆病になって何でもないようなことにも手を出したがらなくなる。新しいことに憶病になると、物事を探求する力が弱くなる。

 子どもたちには気温などは関係なくしたいことをしているようだ。それほど暖かくもなく肌寒いようなときにでも水場を探して水と戯れる。「今日はもう3回も取り替えました」と言っていた保育者がいた。あおば台には滝のように上から水が流れてくる場所があるので、そこでもキャッキャッして楽しんでいる。初めてのお弁当というのもあった。お弁当を開けると自慢そうに「先生見て!」と言ってにこにこしている。この時期にお弁当の経験があることはいいことだ。毎日だと子供たちは嬉しいのだけれども保護者が参ってしまうようだ。母親とのつながりはお弁当の時にある。それぞれにどのような思いでお弁当のふたを開けるのだろうか。また幼稚園では園バスがあって帰りの時間になると、カバンの中に自分のものを入れるのが大変だ。担任だけではできないのでフリーの先生にお願いをして何人かでやる。1学期中は何かとクラスの中は忙しい。それがまた楽しいのが幼稚園というところではあるけれど。

 私も最近コロナのこともあってか年を取ってきたことを自覚するようになった。事業は続けられるところは続け、続けられないところは私が元気なうちに幕引きををしなければならないだろう。誰かが必ず継承していけるだろうという当てもない不確かな根拠で持って事業を拡大してしまったというのが大きな失敗である。よく考えてみると、人生失敗談の方がなんと多いものか。少し考えてみただけでも赤面するほどの失敗がある。その積み重ねが私の人生であるけれど。あれもこれもみんな成功談ばかりだなんていうのは、渋沢栄一ぐらいなものだ。

 

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...