2021年7月20日火曜日

病院通い

  コロナの一回目のワクチン注射が終わった。痛くも何ともなかった。注射のあと少したってから痛くなるとか話を聞いたけれど、体が鈍感なのかなんともない。ただ糖尿病の疑いがあって3カ月に1回病院へ行って検査を受けてきているが、糖尿病は大人の半数がその疑いがあると聞いているから、みんながそうなのだと思うと、自分だけがうまくはいかないだろうと思えばだいぶ気が楽になる。以前の協同病院は薄暗い通路を歩いていかなければならないので、病院についたところで気分が悪くなるような陰鬱なところであったけれども、現在は明るくて病院に行くとなってもあまり抵抗感はない。というのも私はこの病院に二度ほど救急車で運ばれたことがある。入院もしたことがあるから何とも他人とは思えない病院である。だからと言って誰とも親しくはない。ただCTを撮った時に保護者にお会いしたことがある。機械を操作する技師である。

 15年ほど前から階段の上り下りが疲れるようになってしまった。心臓はドキドキで、呼吸は困難な状況になる。きっと心臓か肺が悪いのではないかと薄々感じていたけれども、思い切って医者に相談をした。呼吸器内科というところらしい。CTを撮って医者が見たところでは肺が固まっていく病気だそうだ。肺が小さくなっていくということだ。「肺は片方が無くなっても、もう一方で頑張れば何とかうまくいくのではないですか」と言ってみたら、どうも両方が固まっていっているみたいだ。なんだか一人前になったような気がする。

 というようなことがあって、最近では毎日の予定表に病院とか検査という項目が目立つようになってきた。人間はくたびれてきてもそう簡単にくたばるということはない。まだやることが少しある。生きていて一番つらいことは希望が無くなるということだ。希望を創り出さなければならない。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...