2021年8月11日水曜日

いよいよコロナ疲れだ

  私はマスクをしているとすぐに息が苦しくなる。間質性肺炎というらしいけれど、普段の生活には全く困らない。血中酸素濃度を測る機械を指にはめて6分間歩くことをするのだけれど、6分なんてとても持たない。2分で危険な数値が出たのですぐに取りやめとなって担当の医師のところで説明を受けることになった。肺が硬直することを遅らす薬があるということと、酸素ボンベを持ち歩くのもあるし、家庭に据え付けておくこともできるというアドバイスをもらったが、どちらも嫌だ。コロナにかかると肺がやられて息苦しくなるということと、熱が出てなかなか下がらずに集中力が無くなる。私はコロナが流行る前に肺炎球菌性肺炎でこのような症状になった。いつも息苦しくなるのは軽い間質性肺炎のせいだ。長く持っても10年と言われているが、10年もあればありがたい。

 長尾クリニックの医師が、コロナに効く特効薬があるということを発表された。それはイベルメクチンというインフルエンザに効く薬だという。この件に関しては多くの医師の証言があって、どこでも誰でも使えるようにするには2段階にあるのを5段階に下げればできると言っている。医師の用語で何を言っているのかさっぱりわからないけれど、今のやり方だと蔓延するのを待っているようなものだとも言っている。いつも日本の行政は後手後手であるから、今回ばかりは官僚の言い訳を待たないで行動したらどうなのか。

 私は今哲学者が書いた「子どもの難問」という本を読んでいる。読んでいるうちに感じたことだが、子どもと関わる全ての大人に読んでいただきたい本である。哲学者が書いた哲学書では、いかにもがっちがっちの雰囲気がして、読む人が限られてしまうのではないか。この本の凄いのは、哲学者が子どもの訴える難問にやさしく柔らかく手を取るようにして解説しているという、心が温まる素晴らしい一冊である。大体このような場合は発達心理とか教育心理などを手掛けた教育者が答えるのが通常多くみられるけれど、哲学者が応えると事の心理を鋭く突いている。実を言うとこの本は、初等学部の保護者からいただいた本で、彼もこの本の中で執筆している。凄い人がいたものだ。哲学者ってこんなに優しいのかと新たに発見するだろうと思う。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...