2021年12月2日木曜日

餅つき大会

  保護者の皆さんに、大勢お手伝いに参加して頂き、餅つき大会が無事終了した。お父さんやお母さんが幼稚園に来るとなると、それだけで子どもの心は舞い上がってしまい、足の降ろし場に困ってしまうようだ。浮いた自分の心を何とか押しとどめようと、必死になってこらえている様子もよくわかる。

 お父さんたちはとても若いので、杵を降ろして臼の中に入ると、とても力強い音があたりに鳴り響いて、とても気持ちが良い。子どもたちも大人のまねをしてうまく杵を臼の中に下ろそうとするのだけれど、杵に振り回されたりして、杵を振り上げても安定しない。そんな調子の子どもたちをうまく臼の中央に子どもを立たせて「ソーレっ!」とか「よいしょ!」とか掛け声を上げるけれども、声の方が先に行ってしまって、杵が後からついてくるようだ。お母さんたちはつきあがった餅を小さくして子どもの口に入る大きさにして、子どもの人数分以上の量を作って食事まで待っている。けんちんの味もよかったし、毎年のようにあんこを差し入れてくれる卒園児保護者にも感謝だ。あんこは甘ったれているようでもなく、塩も砂糖もとてもバランスが良く大変おいしかった。あんこだけ食べていてもおいしかった。

 ある小学校が守谷市にできるという話が飛び込んできた。バカロレアを中心としてやるそうだ。バカロレアというのは私にとってはとても懐かしい言葉で、バカロレアを採用している国や大学では、それが大学入試の共通一次試験のようなものだ。それがヨーロッパをまたいで実施されているということでずいぶん驚いたものだ。もう40年も前の話だ。この近くでは茗渓がやっているようだが、この資格を取るのには多分教員全員がバカロレアの資格を取らなければならないと聞いていたけれど、全員がというところが眉唾物だ。誰か一人とか二人でもいいのではないか。バカロレアの資格は本部からの許可がなければならない。本部は多分スイスではなかったかと思う。あの当時珍しくてこのことについて少しばかり文献を読んだことがある。まだバカロレアが日本になかったころだ。

 ちょっと変わったカリキュラムだというか、日本人が作るカリキュラムでは進学校そのものであるけれども、というか、そうでなければ多くの保護者から共感を得ることは難しいだろうと思う。江戸取と争うことになるだろうが、どちらも頑張って!。私のところの青葉台初等学部は、そのような仲間にならないのでじっと見ているしかない。私立の小学校や中学校はしのぎを削ってみんな大変だ。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...