たまたま保護者からご紹介をいただいた大学生とお会いする機会をいただいたので、保護者と大学生と私とでお話をする機会あった。内容は教育の話であったけれども、何か大きな社会を揺るがすような話ではない。院生の2年と言っていたけれども、博士までやって大学の教員になるのか民間に出て働くのかはよくわからなかったが、熱心に自分の目指す教育に没頭しているという様子はうかがえた。偉いなと思う。そのうち時間があったらまた三者でお会いしてお話をしたいなと思う。
その帰り際に保護者から「読んでみる」と言われて預かった本があった。今読みたい本があってそれを読んでる最中だから、その本が読み終わったら借りようかと思っていたけれども、そんなにしょっちゅう会える人でもないから何となく受け取ってしまった。本のタイトルが「本当の算数力」という本だ。受け取ってから気が重くなる憂鬱な本だということに気が付いた。しかし何とかしなくてはならない。一気に読んでしまおうと思ったが、この手の本は小説ではないのだから、一気には読めない。
今日は覚悟を決めて中ほどからではなく最初から読みだした。最初から引っかかってしまってだいぶ時間を費やした。算数オリンピックに出た問題だと言って筆者いわく「せっかくの問題だから答えは載せない」と。問題はこうだ。1から6までの整数をどのように使ってもいいから四則計算(加減乗除)で答えが2007になる計算式を考えなさいというもの。途中で投げ出したくなるようだけれども、私は1時間ぐらい考えて解いた。是非やってみていただきたい。小学生の問題だと侮らないで、ある程度ムキになってやった方が良い。私が考えたのは掛け算で2007に近くなるのにはどうしたらよいのかを最初に考えた。