2022年5月10日火曜日

初等学部お客様

  今日は午後一番で初等学部へいき子どもたちのファミリアの授業に出ようと思っていた。ところが到着するや否や堰を切ったように教員から報告や質問攻めにあってしまった。これから授業に取り込む校外授業についての許可やその内容についてつぶさに伝えなければならなかったろうから、私も忙しいけれど教員の方も大変忙しそうだ。それでだいぶ遅れてしまったけれどファミリアに出てみた。1年生から6年生までの複合学級で2クラスで編成された。かつて私が校長をしていた時には3クラスで、人間の営みの根幹にある「衣・食・住」というクラスにした。今回は「山・海」という忠臣蔵の合言葉のようなものになった。

 クラスの中に入ってあたりを見渡すと、半円の中に各自の椅子と机を置き何人かの仲間となった子同士で何をやりたいかを考えていた。それが非常に民主的で、特に女性が周りの子たちに気を使いながら、そして丁寧に優しくリーダーシップをとって話し合いを進めていく様に感嘆した。新しく入ってきた子には非常に気を使い、相手が言葉を発するまで辛抱強く待っていたりと、早くも素晴らしい人間性を発揮しているようであった。「こんな学校あったらいいな」というフレーズがあったけれど青葉台はまさにその学校ではないか。

 新しい子が見学に来ていたクラスを覗いていたら、なんとパソコンを自在に動かしているクラスだった。何ともその子は前からいるようなそぶりで屈託がない。私が顔を出したら笑っていた。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...