2022年5月18日水曜日

久し振りの内外時報

  ウクライナに物資を送っても感謝されないと不平を漏らしている。戦闘兵器ではない後方支援物資みたいなものだからだろうか。後方支援と言えば大東亜戦争末期のころ、日本が負けそうになったころだったか、国内ではエプロン姿の婦人連が必勝の鉢巻きをして竹槍をもって「欲しがりません勝つまでは」の合言葉を胸に勢いよく竹槍をついている健気な姿を思い出す。とは言え私が現実に見たわけではなく、戦後間もないころニュースで見たのを思い出しただけのこと。「後方支援」では勝てるわけがない。今や米国はウクライナを使ってロシアとの代理戦争のようになってきた。長引けばそれだけロシアの屋台骨がもろくなってくる。米国はロシアの戦闘車両1に対して10のミサイルを用意したという。戦闘ドローンもロシアの持つ量の数倍用意できると言っている。プーチンは米国を甘く見た。そして中国を信じすぎた。中国や韓国は裏切りや捏造の歴史しかないのだからよく注意しないと危ない。中国に出ている日本の商社の人々も、中国国内企業でも簡単に閉鎖させてしまうような共産党のやり方だから、いつどんな時に退去命令が出て資産の没収、技術の没収があるかわからない。日本の仮想敵国に利益を贈与しているのだから、いわば戦時協力なんてことにもなる。中国は公然と第一防衛ラインなどと作って日本を無視しているし、台湾はその線上にある。必ず中国は台湾を取りに来る。あのような独裁政治をしているところは、国民の意識を自分に引き寄せていなければ統治できないのが明らかである。プーチンのように。

  韓国では大統領が代わったが、前大統領の反日政策は根が深くて今回の大統領にどれだけその深みを解消できるか、傷があまりにも深すぎるのではないか。ボールは韓国側にあると言っているから日本からの歩み寄りはなさそうだ。平気で国際法を破るところなんかは中国をお手本にしているようだが、「虎の威を借る狐」の様だ。若いころには読んだことがあると思われるが中国の「孫子の兵法」などは仁や徳を解きながら相手をだまし討ちにする。それが上手な方法だと説く中国人との感覚とは日本人は相いれない。

 ニュースでやっている4630万円の誤送金について、日本人にも知らぬと言って返金しない図太い変人がいたものだ。まだ若い男性の様だがこれで普通なら人生は終わりだろう。日本には「恥の文化」がすたれてきたようだ。明治初期のころ日本に旅行に来た英国人の回想録だが、東北へ旅に出ると言って上野の旅館に不要な金銭を預けたところ、帳場の棚に無造作に置かれていたのでこれで大丈夫なのかなと心配していたが、10日後に帰ってきたら預けた金銭はそのままになっていたのに驚いていた。また東北へ旅していた最中にも家の出入り口に鍵をかけないということにもひどく驚いたようだ。日本は世界一安全な国であったのは武士道による「恥の文化」が隅々まで浸透していたからなのだ。中国や韓国にはこのような文化がないし育たない。

 

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...