子どもたち全員が出てきてやるのには保護者の方で抵抗を示すので、時差通園にしてやることにしたけれど、子どもにとっては保護者と一緒に手をつないで歩くだけでこの上ない喜びだから、何をやるなんて言うことはあまり関係がない。年少さんに挨拶したら親の方の顔だけ見て私の方は無視という感じだった。少し寂しいな。でも親あっての幼稚園だからある程度のことはこらえないといけない。年少・年中と終わり年長さんの時間になると、まったくガラッと変わって、保育者は全員が浴衣を着て外に出て踊りもする。踊りのようなふりもする。音楽だけでも雰囲気がある。食べ物を出さないから雰囲気が盛り上がらないこともあるけれど、今日は暑くもないしころあいとしてはとても良かった。雨の降る前に花火は終わらせないと。
少し雨が降ってきた。雨降りの予報でもあったのだろうか。子どもたちの歌は急遽ホールでやることになって、年長だけの親子だからフロアーも余裕があってとても良かった。雨の心配したり、外の場合には音が流れるので聞きにくいこともあるけれどもホールの中だとその心配はない。大隊子どもたちの歌というのは決まっているけれど、一人がステージに立つと芋づる式に大勢の子がステージに上がっていく。だからすぐに窮屈な状態になるけれどもそれでも楽しい。親子で暗くなるまで一緒にいられるという、今までにない環境の変化を十分に楽しんでいるようだ。暑くはない。むしろ肌寒いくらいの陽気だ。
コロナによって人と人の距離が広がっていってしまって、こんなことで健全な幼児教育ができるのだろうか。私はできるだけ人と人の距離をとらないようにできる限りの幼児教育をしていきたいので、保護者にも協力をしてもらいたい。コロナにかかったらどうするのと言われれば二の句はないけれど、命をとられるというのではすべてを辞めるしかないけれど、負け犬になってはならない。できる限りのことをしなければならない。そう思っている。
明日は第二の夕涼み会だ。