2022年9月30日金曜日

大東亜戦争の処理

  この戦争は連合国側の覇権戦争で、アジアを植民地にしたいという米国や欧州の魂胆であった。GHQが焚書とした戦前、戦中の本には東南アジアの人々に対する列強の人を人とも思わない奴隷のような使い方に日本人が憤慨している本がある。フィリピンは米国がオランダから奪ったものだし同じくインドネシアは戦後日本人が残ってオランダから独立したものだ。シンガポールは英国が管理していたところだが、ここにはいろいろな植民地から連れてきた人たちを住まわせていた。ほとんどが奴隷である。インドシナ半島はフランスが統治していたが、戦後独立運動によって現在のアセアン諸国が生まれた。日本が考えていた南洋諸国解放について書かれている戦前に書かれた「国防国家」という本があるので少し紹介しておきたい。

 例えば、近頃問題になっている南方を考えてみる。ニューギニアはオランダ領だけでも40万平方キロメートル、ちょうど日本の面積よりやや大きいくらいであるが、人口はわずか2,3十万しかいない。しかもその地の大部分は未開拓で土着民は以前たる原始生活を営み、数百年間ただオランダのためのみに働いているに過ぎない。ゴムを作っては米国の自動車工業のために奉仕しているに過ぎない。土着民自体の向上ということは全く顧みられぬのである。(間有)しかるにニューギニアにおけるオランダの統治ごときは、まったくニューギニア自体のためには何一つ貢献していないばかりか、彼らはニューギニアをただ自国のために利用しているにすぎないのである。こうした関係が正しくないことは論を待たない。ニューギニアの点さんを利用するのもいい。しかしそれによってニューギニア自体も繁栄しうるような方策で利用するのでなければならぬ。こうした関係に入ってこなければ世界各国が等しくその所を得て生活するということはできないのである。(世界再建と国防国家・抜粋・昭和15年11月10日陸軍少佐鈴木庫三監修)

 東南アジア諸国を旅行してみると英米が通った後には必ずと言ってよいほど日本軍の非道をパノラマ化したものが展示されている。これは何のことはない英米軍が現地の人々をむさぼった姿なのである。シンガポールにもあるけれど、戦後に米国のやり方で出来上がった物である。そうでなければGHQが日本を統治していることとギャップができてしまって、米軍の言っていることは嘘だということがばれてしまうから、わざわざ海外にまで足を延ばして悪口をねつ造したものだ。GHQが日本政府にプレスコード(米国の悪口は書いてはならない、米国兵の犯罪を書いてはならない)を仕掛けたことなどが表に出てしまうことを恐れたからに他ならない。それに味を占めた韓国が、ねつ造したものを日本に押し付けて金をむさぼり取っている。それもこれもサンフランシスコ条約で米国の犬となった吉田茂に、重大な責任がある。そういえばその人は国葬第一号だ。その時のものと沖縄地位協定が似ているから、志のある政治家がなんとか日本をまともな独立国家にしてほしいのだ。

 第二次世界大戦と言われているのは、日本の軍人たちの暴走で始まったことではない。何とかして日本から最初に手を出させて、正義の戦争としてプロパガンダを生かせたい米国による悪だくみから始まったのだ。真珠湾攻撃があった時、ときの大統領アイゼンハワーは小躍りして喜んだというではないか。日本が悪い国だから戦争を仕掛けたのではない。米国をはじめとする欧州帝国の利権を守るために彼らに仕組まれた戦いで、日本は大東亜を解放するために立ち上がったのだ。-----書き出すと止まらない。


能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...