幼稚園バスで子供を置き忘れ残された子供が熱中症で亡くなったと言う痛ましい事故があった。即座に子ども庁の方で送迎バスに安全装置をつけることを義務付けると言う措置が検討されている。即座にと言うのは担当している係官のパフォーマンスで、問題を拗らせてしまわないためだ。いつでも問題が起こると、機械化されたものを導入したがるけれど、幼稚園や保育所など幼児施設を運営している所で特に幼児バスで送迎しているところでは、園児の乗降については細心の注意を払って行うのは常識です。この場合は万が一の失態ですが、それを他の幼児施設に押し付けて問題解決を図ろうとする無策には腹が立ちます。この事故は幼児の安全を願うものとしての注意事項の初歩の初歩で、亡くなった家族の無念さを思うと言葉がありません。幼児教育の基本は、利便性ではなく多少時間がかかろうが丁寧に人が人と接することであるから、手抜きは敵である。
幼稚園では「新米会食」が行われた。毎日ご飯が食べられるのはお百姓さんがお米や麦と言うパンになる材料を作ってくれるから食べられるのだから、お百姓さんにありがとうを言ってから「いただきます」を言って食べよう。とお話をして食べ始める。私がまだ足腰がしっかりしていた頃は薪でご飯を炊いて、おかずは大根の漬物二切れと味噌汁はじゃがいもとワカメと決まっていた。ごはんが美味しいし味噌汁も美味しいからそれだけでも子供たちのおかわりの列は長蛇の列だった。そんな子ども達と一緒に生活しているのが楽しかった。