2023年2月6日月曜日

劇遊びを見せてもらった

 両園ともに年長と年中さんの発表会での劇遊びを見せてもらった。年長というのは劇に限らず行事については意識がとても高く、何をやるにしても非常に能動的で、細かいところまでに気が向いている。もう少しで小学生になるという気持ちの表れなのだろうか。そんなことは誰も口にしていないのに全く動きが違う。自然体で付き合っていても時期が来ると必ずその発達は保障されるものだと考えるのは尚早である。これまでに培ってきたものがあるから現在があるわけで、何もしなくてはこうはならない。人は間違いなく人的環境や自然環境に左右されながら育っていくものだ。
 年中の劇。集団というよりも一つの塊が動いているという感じだ。起承転結が見えない。私たちに見えなくても子どもたちにははっきりとしているようだ。私たちも幼いころはこうだったのだろう。順を追って話の成り行きを聞いてみると、なるほどと思えるところが何か所かある。起承転結の間ふたつが抜けている。それでも得意がって話してくれるから楽しい。「楽しかった?」と聞くと、声をそろえて大きな声で「たのしかった!」と答えてくれる。年中の劇に限らず幼稚園での劇は「楽しかった」と答えられるような劇が一番良い。ちょっと違った雰囲気のある舞台に上がるというだけで、心臓はドキドキだろうに、よくやると言えばよくやると思う。

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...