2023年6月13日火曜日

退院

  一カ月前に入院して退院してきたのにまた同じようなことをしている。医者が言うには「外へ出てはだめです。空気中に鳥の羽が回っているそうな。外に出てそんな光景と出くわしたことがないから、そういわれてもにわかに信じられるものではない。間質性肺炎では鳥類の羽に類したものが一番困ると言っていた。それに付着した者には絶対に近寄らないことと言われている。もう入院はしたくない。看護婦さんたちは日夜私の面倒を見てくれて心の底から感謝している。しかし退院の日がこちらの都合でどうしても日曜日と重なってしまったせいか、日曜日の病院は非常に手薄で看護婦もほとんどいないに等しい。手厚い看護から手薄い看護に早変わりして、非常に粗雑な扱いを受けた。あんなに親身になってくれた看護婦さんがいるのだから悪口は言いたくない。「ありがとう」だけ言っておこう。

 私の状態をはっきりさせておかないと、幼稚園の保護者や学校に通う児童の保護者に対して責任が取れないので事実を言いました。しかし主治医の話を全くうのみにしていたら、私はこれから先どうしていいのかわからない。外に出てはだめだとか飛行機での海外旅行は無理だと言われても、それなら私は毎日何をして過ごしていけばいいのか。幼稚園にもいくし学校へも行くそうでなければ生きている証がないではないか。

 私はずっと考えていたことがある。あのSDGsのことである。化石燃料に変わる代替えエネルギーについて、通産省が旗を振り、それに群がる甘いものを求めている蟻が群がっている。当然のようにそこには不正が起こり大きな会社が倒産の憂き目を見ている。「不正はつきもの」として見過ごしていいのだろうか。東京都では建築基準の中に屋根には太陽光発電を義務付けた。この発電の資材の80%は中国で作られている。殆どが日本では輸入に頼っているのが現状だ。政治的なにおいが漂っているではないか。これからの太陽光発電はうまみはない。それに国のことを考えたら山の木を切り、更地にして太陽光発電をやるにしても緑を失うことはCO₂を多発させることになる。ドイツでは緑の党だのSDGsだのと世界の中でも非常にうるさい国ではあるけれど、ロシアのガスが入ってこなくなったら、みんな口をつぐんでしまって石炭の露天掘りまで始めたではないか。この世界は社会正義はなくて、ある有力者の意向に沿った政策が行われているに過ぎない。またちっぽけな社会正義など振りかざしてもそよ風にもならない。誰かが変えなきゃ。

 また地球温暖化や冷却期間などは、この何世紀かのことではなくもっと以前にもあったはずではないか。氷河はその一つの例だし、サハラ砂漠もかつては緑豊かな土地であったというではないか。その証拠が砂漠を掘っていくとある。地軸反転もあったというし、現在の異常気象と言われているものは地球上の避けられない現象であって、二酸化炭素だけの問題ではないと思う。あまりにもSDGsの嵐が強すぎて、地球物理学者が出てこれなくなっているのではないか。南極の氷のコアを調べている学者が、地球温暖化や寒冷化は交互にきていると発表していたのを覚えている。異常気象だけが先に走り出してしまっていて、世界の金持ちの有力者の発言に誰も文句が言えなくなってしまっている気がしてならない。

 

能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...