2023年8月16日水曜日

主権のない国日本

  昨日の続きを少し書かせてもらう。いくら書いても物足りない。空しいのだ。

 日本は主権国家として体面を保っていない。私にはもはや政府にたてつくだけの体力も気力もないから、現在のエネルギーの有り余っている若者に後を託さなければならないが、「敵が幾満有とても我行かん」の心意気で世直しをしてほしいものだ。現在でものうのうと国民の生き血を吸いながら権力を振りまいている官僚がいる。特別委員会に参加している官僚は売国奴であろう。米軍と官僚が結んだ特別委員会の密約は、ペリーが浦賀に来て日米通商条約を結んだ時の不平等条約と同じ植民地条約だ。これに憤慨する若者の出現を希うものだ。

 ほとんど家を出ることもなく、与えられたえさを食べ、まるで主人の帰りを待っている飼い犬のような境遇にいる。私は好んでこのような境遇にいるわけではない。外に出てはだめだという主治医の言葉に妻が従っているだけの話だ。主治医の話は私にはわからないが、妻は理解しているらしい。ばかばかしい話だが、こんなことってあるのだろうか。

 私の手元には「バカと無知」という橘玲(tatibana akira)氏が書いた本がある。サブタイトルが~人間、この不都合な生きもの~である。「言ってはいけない、残酷すぎる真実」の著者でもある。この表題を見たとき、とっさに自分が主人公のような気になって、無意識のうちに手を差し伸べて買い求めたものだ。しかしこの本はいたってまじめな本だ。米国の大学で「バカの定義」を考えた実験があった。その結果「バカは馬鹿であることに気付いていない」ということだった。少し立ち止まって考えたくなった。まだこの本は読み終わっていない。これからゆっくりと読むことにする。


能登半島

   能登半島でM7の巨大地震があるなんて夢想だにしなかった。正月に「昨日と同じ朝が来る」なんて不謹慎なことをかいてしまった。まさかそのあとで能登半島に大きな地震が来るなんて悔やみきれない。今日時点で死者数が202人となった。行方不明者がその200人を超えている。これからまだまだ...